忠清北道・五松生命科学団地(道写真共同取材団提供)=10日、清州(聯合ニュース)
忠清北道・五松生命科学団地(道写真共同取材団提供)=10日、清州(聯合ニュース)
【ソウル10日聯合ニュース】グローバル医療市場を狙った新薬開発支援センター、先端医療機器開発センター、先端臨床試験センターなどが入る先端医療複合団地が、忠清北道の五松生命科学団地と大邱・慶尚北道の新西革新都市に造成される。
 政府は10日、韓昇洙(ハン・スンス)首相の主催で第5回先端医療複合団地委員会を開き、先端医療複合団地を同2地域に造成することを確定した。韓国の経済規模、複数の団地を建設することで競争を通じた成果導出が可能になることなどを考慮し、2つの集積団地を造成することを決定した。
 これを受け、2009~2038年に投じる予定だった総額5兆6000億ウォン(約4440億円)の投資計画(中央政府2兆ウォン、自治体3000億ウォン、民間3兆3000億ウォン)も、一部調整される予定だ。
 政府は両地域に対し早期に指定・告示手続きを終え、年内に団地別細部造成計画と財源調達案を策定する計画だ。団地完工は2012年を目指す。
 先端医療複合団地事業の期待効果は、医療産業45兆ウォン、その他産業37兆2000億ウォンの生産増加82兆2000億ウォン、雇用創出38万2000人に達する。
 先端医療複合団地誘致戦には、2地域のほか、ソウル・麻谷都市開発区域、仁川・松島経済自由区域など8地域が参加していた。

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