李大統領は、省エネは第5のエネルギーと呼ばれているように、エネルギーを事実上100%輸入する韓国では、10%節約するだけで1年で10兆ウォン(約7960億円)以上稼ぐことになると説明した。また、国内の4人家族の家庭でひと月に出す二酸化炭素は700キログラム以上で、学者によるとこれはマツの木を毎年3000本以上植えてはじめて相殺できる量だと、具体例も挙げて指摘した。
さらに「地球温暖化を解決するには多大な規模の投資が必要なため、危機であると同時に巨大な市場を生み出せる機会にもなる」と述べ、温室効果ガス削減の国際基準に合わせられなければ輸出の道がふさがれることになりかねないと懸念を示した。その一方で、エンジンがかかれば見事にやり遂げる国民の力を信じる、国民のグリーン潜在力が十分だと確信する、と強調した。
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