会見する崔敬煥秘書官=9日、ソウル(聯合ニュース)
会見する崔敬煥秘書官=9日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル9日聯合ニュース】金大中(キム・デジュン)元大統領の側近、崔敬煥(チェ・ギョンファン)公報秘書官は9日、金元大統領が入院している延世大学セブランス病院で略式会見を開き、病状について「同日未明に血圧と酸素飽和度が正常範囲から外れたが、現在はいずれも正常値を回復している」と説明した。
 金元大統領の病状が悪化したのは同日午前零時ごろからだが、医療陣による集中治療で、バイタルサインが正常範囲に戻ったと連絡を受けたという。金元大統領は現在、意識はあるが、病院側が治療のため睡眠を取らせるようにしており、眠っていることが多いと伝えた。
 ただ、家族と病院側は依然、緊張を解いていない。李姫鎬(イヒホ)夫人は待合室と病室を行き来しながら看病しており、権魯甲(クォン・ノガプ)元民主党議員ら金元大統領側の中核関係者らも待合室に集まり、状況を見守っている。病院側は非常体制をとり、病状の確認に当たっている。
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