韓国広報の専門家として活動するソ・ギョンドクさん(誠信女子大客員教授)は5日、歌手のキム・ジャンフンさんとともに、3紙に「東海」表記が正しいことを知らせる全面広告を掲載する予定だと明らかにした。ワシントン・ポストとウォールストリート・ジャーナルには6日ごろ、ニューヨーク・タイムズには来週掲載を予定している。
ウォールストリート・ジャーナルに載せる広告は、同紙が7月3日付記事で表記を誤ったことを指摘する内容となる。また、「韓国と日本の間の海は2000年の間、世界のさまざまな国から『東海』と呼ばれ、東海に存在する『独島』も真の韓国領土」とし、こうした内容は真実であり論争の余地はないことを強調する。
ソさんは5月にも、ニューヨーク・タイムズが朝鮮半島関連の記事で東海を日本海と誤って表記したと指摘する全面広告を同紙に出し、7月にはキムさんとともに東海と独島(日本名:竹島)表記を周知させるための広告を掲載している。
ソさんによると、今回の全面広告キャンペーンはキムさんの全額後援で可能となった。キムさんは「大韓民国を全世界に広報するソ教授を、国民の一人として助けただけ。この先もともに、大韓民国の良いイメージを世界に広く知らしめる活動を展開していく予定」とコメントしたという。
広告の掲載者名義は「次世代のため(For The Next Generation)」とされる。ここが運営するウェブサイトでは、高句麗・渤海、旧日本軍による慰安婦などに関する歴史的な資料や報道記事などが英文で掲載されている。
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