市は6日、国際結婚家庭の誕生から定着までを段階的に支援するプランをまとめ、下半期から施行すると明らかにした。市関係者はその背景について、「国際結婚が増えているが、離婚率も上がり、家族解体など深刻な社会問題が発生していると判断した。国際結婚準備のスクールを開き、未来の花婿に対し、国際結婚の成功・失敗ケースなどを中心にした20時間の教育を施す方針」と説明した。教育課程を修了する男性には、1人当たり100万ウォン(約7万8000円)の結婚式費用が援助される。
また、結婚移民女性に対し体系的な韓国語教育を行うため、市は江南と江北でそれぞれ韓国語特別班を運営する。また、女性人力開発センターと連携した職業教育も行う。結婚移民女性が産後の療養や新生児養育で悩むケースが多いという点を踏まえた支援も進める方針だ。また、市立恩平病院では国際結婚家庭向けに無料でカウンセリングや治療を行う。
来年には、市と女性部共同で、ドメスティックバイオレンス(DV)被害の移住女性に居住空間提供と自立サポートの支援センターを建設する計画もある。
ソウルに住む国際結婚家族は3万6532人で、全国(14万4385人)の約25%を占める。京畿道の次に多い。
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