光化門広場で市民団体らが会見、警察は参加者を連行

【ソウル3日聯合ニュース】1日に一般開放されたソウル・光化門広場で3日、政党・市民団体が記者会見を行ったが、警察は会見を未申告集会と見なし、参加者らを連行した。
　警察は同日、文化連帯、参与連帯、野党4党ソウル支党などが光化門広場条例案廃止を促す記者会見の最中に参加者らがプラカードを掲げたことを理由に、会見を未申告の違法集会と判断し、参加者のうち10人を連行した。警察はこれまで、記者会見がスローガンを提唱したりプラカードを掲げるなど集会形式に変質した場合には対応すると明らかにしてきた。

　一方、記者会見出席者らは「プラカードを掲げたことを違法集会構成事由とみるのは、行き過ぎた法解釈」と反発している。
　この日の会見で出席者は、光化門広場条例が広場での集会とデモを事実上禁じ、広場使用にあたり市と警察の両方の許可を義務付けるのは表現の自由を制限するものだとし、同条例の廃止を主張した。