同部関係者は「打ち上げ前まで韓ロ共同で飛行準備最終検討を進める。打ち上げ2日前に羅老号を発射台に移し、打ち上げ前日に最終リハーサルを済ませる」と説明した。しかし、打ち上げの最終準備状況や当日の気象条件によっては打ち上げが延期される可能性があるため、18日までを打ち上げ予備日に設定した。
当初、羅老号の打ち上げは先月30日に予定されていたが、ロシア側が試験設備をコントロールするソフトウエアの欠陥を理由に発射体第1段の最終燃焼試験延期を通知してきた。ロシア側は発射体第1段を2基製作し、1基は非燃焼試験などを行い、もう1基は6月に韓国に引き渡した。その後、第1段燃焼試験は先月30日にロシアの専門機関で成功裏に行われた。
同部は打ち上げ2日前から全羅南道高興郡・外羅老島の羅老宇宙センターに総合状況室を設置し、陸上と海上、空中に対する安全活動に取り掛かる。打ち上げ前日には政府レベルで最終現場点検を行うなど安全確保と打ち上げ成功に向けた点検を続ける計画だ。
一方、変更された羅老号打ち上げ予定日と予備日は、国際規範と慣例に基づき国際民間航空機関(ICAO)や国際海事機関(IMO)などの国際機関と関連国に事前通知する予定だ。
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