鄭浩烈氏(左)と金ジュン圭氏=28日、ソウル(聯合ニュース)
鄭浩烈氏(左)と金ジュン圭氏=28日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル28日聯合ニュース】李明博(イ・ミョンバク)大統領は28日、新公正取引委員長に鄭浩烈(チョン・ホヨル)成均館大学教授、新検察総長に金ジュン圭(キム・ジュンギュ)前大田高等検察庁検事長を内定した。
 鄭教授は慶尚北道・永川出身で、ソウル大学卒業後、韓国保険学会副会長を経て、現在は成均館大学法学科教授のほか、公正取引委競争政策諮問委員長と韓国競争法学会長を務めている。
 金前大田高検事長はソウル出身で、法務部法務室長、大田地検事長、釜山高検事長などを歴任した。

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 青瓦台(大統領府)の李東官(イ・ドングァン)報道官は同日の会見で、「鄭教授は市場経済に対する確固たる所信を持っており、公正競争と商事紛争分野の代表的な専門家」と紹介し、政府の各種委員会の活動を通じ実務にも明るいとの評価を受けていると説明した。
 金前大田高検事長の内定については「疎通を重視する柔軟で合理的なリーダーシップの持ち主で、検察組織を安定させる適任者と判断した」とし、捜査分野の経験だけでなく国際的な感覚と識見を有すると述べた。
 これに先立ち、李大統領は先月21日に前ソウル中央地検事長の千成寛(チョン・ソングァン)氏を検察総長に内定したが、今月13日の国会人事聴聞会でプライベートな問題をめぐり道徳性の是非が問われ、翌日に千氏が内定を辞退した。

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