憲法裁判所に書類を提出する野党議員(左側)=23日、ソウル(聯合ニュース)
憲法裁判所に書類を提出する野党議員(左側)=23日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル23日聯合ニュース】野党民主党は23日、国会本会議を前日に通過した放送法改正案について、憲法裁判所に効力停止仮処分を申し立てるとともに権限争議審判を請求するなど、与党ハンナラ党によるメディア法強行処理に対し本格的な法的対応に乗り出した。
 民主党の金鍾律(キム・ジョンリュル)議員は同日の記者会見で、「1回目の表決結果が議決定足数不足で否決された以上、国会法第92条の一時不再議の原則が適用される。この原則に違反して進行された議決は無効で、よって、議決された法案もまた効力がない」と述べた。仮処分申し立てと審判請求には、民主労働党と創造韓国党も含め92人の議員が名前を連ねた。
 これに対し、ハンナラ党の趙允旋(チョ・ユンソン)報道官は適法だったと反論した。尹相現(ユン・サンヒョン)報道官も論評で「立法過程を拒否し、また、表決を妨害し表決結果にも従わない民主党は、反民主主義の態度をすぐに中断せよ」と促した。
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