発射体第1段の開発を担うロシアのフルニチェフは16日、23日に実施予定だった第1段燃焼試験が技術的な問題で延期され、27日以降に可能になるとする書簡を送ってきた。
教育科学技術部の李相睦(イ・サンモク)科学技術政策室長は17日の記者会見で、「フルニチェフが最終燃焼試験の後に羅老号の総組立を行うのが適切だとの意見を提示した」と伝えた。最終燃焼試験の分析には試験後3日ほどかかり、結果を受け第1段の認証手続きが完了すれば総組立に入ることになる。総組立から打ち上げまでは、少なくとも10日ほどかかるものと分析されている。
こうしたことから、ロシア側が試験を実施できるとした初日(27日)にテストすると仮定した場合、13日後の来月9日以降に羅老号の打ち上げが可能になるものとみられる。
李室長は燃焼試験延期の理由について、ロシア側で試験設備をコントロールするソフトウェアの補完事項が見つかったためと説明した。
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