死者1人を出した土砂崩れ事故現場(南楊州消防署提供)=14日、南楊州(聯合ニュース)
死者1人を出した土砂崩れ事故現場(南楊州消防署提供)=14日、南楊州(聯合ニュース)
【ソウル15日聯合ニュース】14日にソウルをはじめ朝鮮半島中部地方を襲った豪雨で、1人が死亡し200人以上が被災するなど、大きな被害が発生した。
 中央災難安全対策本部が15日に明らかにしたところによると、14日午後2時52分ごろ、京畿道・南楊州市和道邑のトンネル工事現場で発生した土砂崩れに自動車2台が巻き込まれ、乗用車に乗っていた男性が死亡した。15日午前6時現在までに住宅1棟が全壊、1棟が一部損壊、また、京畿道の116世帯を含む151世帯が浸水し、被災者は78世帯の207人と集計された。
 農耕地は江原道の鉄原郡と春川市、洪川郡、京畿道河南市などで合計67ヘクタールが水につかった。
 道路状況をみると、ソウルの江辺北道路で道路保護の壁が崩壊するなど、全国16か所で道路脇の斜面が崩れた。浸水のために通行規制となった道路は全国18か所に上った。
 14日午後10時からこれまでに、金浦空港発着の7路線・39便、仁川や木浦などの沿岸旅客線24航路・33隻が欠航した。

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