三星ソウル病院小児青少年科の朴元淳(パク・ウォンジュン)、チャン・ユンシル教授チームと、臍帯血バンクのメディポストによる共同研究チームは8日、生まれたばかりのマウスの損傷した肺に、ヒトの成体幹細胞の1種「臍帯血中間葉幹細胞」を移植した結果、損傷が顕著に回復する治療効果を得たと明らかにした。この結果を利用すれば、未熟児の慢性発達性肺疾患の治療法開発と臨床適用だけでなく、今後、発症メカニズムが似ているとされる慢性閉塞性肺疾患、急性呼吸器障害にも適用が可能との見方を示している。
国内では毎年、3万~3万5000人(6~7%)の新生児が、未熟児または低体重児として生まれている。
この研究結果は、国際学術誌「セルトランスプランテーション」最新号に掲載された。
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