李中央捜査部長(5月撮影)=7日、ソウル(聯合ニュース)
李中央捜査部長(5月撮影)=7日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル7日聯合ニュース】朴淵次(パク・ヨンチャ)前泰光実業会長(起訴済み)の政官界ロビー事件の捜査を担当していた、大検察庁(最高検察庁に相当)の李仁圭(イ・インギュ)中央捜査部長が7日、辞表を提出した。李中央捜査部長はこの日、「検事として役目を果たした。もうやめる時がきた」とし、辞表を提出するとすぐに休暇に入った。
 企画・特別捜査通の李部長はことし、大検察庁の中央捜査部長に抜てきされ、「朴淵次ロビー」事件捜査の指揮を執っていたが、盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領逝去という突発変数が発生した後、去就に悩んでいたと伝えられた。
 ソウル地検の刑事9部長だった2003年にはSKグループの秘密資金捜査を、ソウル中央地検第3次長検事時代の2006年には成人向け賭博性ゲーム関連の不正捜査を成功裏に指揮し、「財界の死神」というあだ名もつけられた。

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