また、爆発力はおよそ数キロトンに達したとの分析を発表した。2006年10月に行われた1回目の核実験規模は1キロトンにも及んでおらず、具体的な数値発表ではないながら、今回の実験の規模の大きさを示唆した。1キロトンはTNT火薬1000トンの爆発力。広島と長崎に投下された原子爆弾の威力は15キロトンと21キロトンだった。核実験に関する分析は継続して進めていくとした。
一方、米核軍縮シンクタンク・科学国際安全保障研究所(ISIS)のオルブライト所長は同日、聯合ニュースの電話取材に対し、北朝鮮によるウラン濃縮はプルトニウム核兵器よりも核拡散の懸念を悪化させる恐れがあると指摘し、今後、北朝鮮と交渉を再開する際は必ずこの問題を議題にすべきだと主張した。北朝鮮は国連安全保障理事会による武器輸出全面禁止措置制裁に反発し、ウラン濃縮作業着手などを宣言している。
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