【ソウル15日聯合ニュース】ソウル南部地裁は15日、任天堂のコピー防止技術を無力化する装置を輸入・流通させた疑い(コンピュータープログラム保護法違反)で在宅起訴された貿易業者社長に対し、懲役8か月の実刑を宣告し、法廷拘束したと明らかにした。判決文は、任天堂ゲーム機で海賊版ソフトが使用できる装備を輸入・流通させ、任天堂の技術的保護措置を無力化し市場秩序を乱した罪は重いと説明した。
 ゲーム機関連貿易業者を営むこの社長は2007年12月、任天堂のゲーム機で海賊版ソフトを使用できるようにする「マジコン」と呼ばれる装置、「R4 Revolution for DS」2万7620個などを輸入し販売した容疑で起訴された。社長は法廷で、R4は海賊版ソフトの稼動以外にも、映画や動画などコンテンツ利用に必須の装置だとし、無条件の禁止は著作権者の権利と文化向上に寄与するとの著作権法の基本原則を考慮しないものだと主張したが、受け入れられなかった。


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