京畿道平沢市の双竜自本社で5日午前から、政府と労使による協議会が非公開で2時間余りにわたり行われた。政労使関係者らは、極端な手段の前に労使間の妥協を通じ会社を生かす相生案を見出すという前提に同意し、会社側が整理解雇と公権力投入を予告した8日まで協議を続けることを決めた。
協議会を仲介した宋明鎬(ソン・ミョンホ)平沢市長は、これまで対話を拒否し対立してきた労使が対話で問題を解決していくと合意したことに、この日の協議の意味があると評した。8日以前に改めて協議し、整理解雇と公権力投入、全面ストなどの懸案を話し合うと説明した。国会環境労働委員長の秋美愛(チュ・ミエ)議員は、今後も解決点を見出すことができなければ政界の責任も大きいと見なければならないと述べ、環境労働委も解決に最善を尽くすと約束した。
しかし、この日の協議会でも整理解雇と全面スト中断に対する見解の溝は埋まらなかったと伝えられた。双竜自労使は協議内容について口を閉ざしている。
政労使による協議会は、労組が全面ストを決議した先月21日に初回を行った。8日までに3回目の協議会を開く計画だ。また、国会知識経済委員会は5日午後3時、国会に労使代表を呼び、協議会を行う計画だ。
この日の協議会には、共同法定管理人の朴永台(パク・ヨンテ)双竜自常務、全国金属労働組合のハン・サンギュン双竜自支部長、宋平沢市長、秋国会環境労働委員長、金奉漢(キム・ボンハン)京仁地方労働庁平沢支庁長らが出席した。
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