ジェジュン の最新ニュースまとめ
歌手Rain(ピ)と似た外見、パワーフルなパフォーマンスのおかげで「第2のRain」と呼ばれ、地元(忠清南道・公州)の友人である<東方神起>のジェジュン(ヒーロー)がミュージックビデオに出演し、話題を呼んだだけにショックも大きかった。
「新米」歌手として予想外の難関にぶち当たったテグンは、『Call me』での活動を早めに終わらせ、けいこに励んだ。心機一転し、セカンドミニアルバム『Rising Star』をリリースしたテグンにこのほど会った。
テグンは、傷ついたというより、「歌は練習せず、ダンスだけやったのか」という書き込みが悔しかったと当時を振り返った。アルバム企画会社のオーディションに100回以上落ちながらも練習を重ねてきたのに、その努力が全く見えず自分自身への怒りが込み上げてきたという。歌とダンスの練習を別々に行ったため、呼吸調節に失敗したのが原因だったと分析する。
テグンが「換骨奪胎」を目指し師匠と仰いだのは、作詞・作曲家としても活動する歌手のフィソンだった。テグンはインタビューの間中、フィソンを「先生」と称した。歌唱力のある歌手として高く評価されながらも、依然ボーカル・トレーニングを別に受けている”練習の虫”のフィソンは、テグンの模範になるには十分だった。
フィソンはテグンのボーカル・トレーニングはもちろん、生活習慣までをすべて改めさせた。「何時に起きて何時に食事をしたのか」から「どんな曲を練習したのか」まで、携帯電話のショートメッセージで報告した。フィソンは昼夜を問わず、テグンの報告に答えた。
「先生は歌唱力を引き上げてくれただけではなく、生活全般を改め直してくれました。これまで睡眠時間は4時間もありませんでしたが、8時間熟睡し、健康なメニューで2食以上を取るよう言われました」。コンディションが良くないとステージで歌うときにエネルギーを最高値に引き上げられないとの論理だったが、驚くことにステージで歌うのが楽になったという。
続けて、「フィソン先生とのレコーディングで涙を流した歌手が多いと聞きました。おそらく最大値の能力を発揮させるため、厳しく言ったためでしょう。でも、忠告と激励を同時にしてくれる先生のやり方はわたしにぴったりでした」と話した。
一方、フィソンは先の電話取材で、テグンを「スターとしての潜在力がある歌手」と評した。歌唱力が足りなかったり高音の不安があるわけではなく、皆が「できないできない」と言うため気後れしたのだと分析してみせた。フィソンは『Call me』がそれほど難しくない曲であることを分からせようと、1000回以上歌わせたという。それだけでなく、テグンのミニアルバムタイトル曲『スーパースター』の詞を書き、収録曲『君なんかが』の作詞・作曲も手がけた。
テグンは現在、日本の大手映像・音楽ソフトメーカー、ポニーキャニオンと契約し、日本デビューを準備中だ。「第2のRain」というタイトルは身に余るとしながらも、その名を超えなければならない課題を抱えていることを自ら心得ていると話した。
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