※この記事は、2004年3月17日のものです。

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# Rain(ピ)、大陸に染み渡る
ピが“師匠”パク・チニョンを同伴し、中国市場征服にとりかかった。
 韓国最高の“ダンシングマシーン”ピは、去る12日から15日まで、中国・北京で現地マスコミと放送局を対象に、プロモーションを行い、爆発的な反応を得た。また、ピとパク・チニョンは、北京のナイトクラブ<キス>で幻想的なショーケースを行い、中国のファンからも熱い拍手を浴びた。

ほとんどの歌手は、中国プロモーションをする場合、日程のうち1日は自由時間を入れるのだが、2人は到着した瞬間から帰国日まで、休む間もなく、30件以上のインタビューやテレビ出演など、殺人的なスケジュールをすべてこなし、中国市場進出に対し強い意欲を見せた。
 

# 歴代韓流歌手のうち、最も大きな反応
ピは現地レコード会社と契約し、4月末、まずは2nd『太陽を避ける方法』をリリースすることにした。初回プレスは6万枚。これは、過去の“韓流歌手”が中国で発売したアルバムの中で最も多いプレス量だ。

こうした結果は、2~3ヶ月前から行なわれていた組織的な事前プロモーションのおかげ。ピの中国プロモーションは、Baby V.O.Xの所属事務所であるDRエンタテインメント・チャイナが担当し、進行しているが、中国のマスコミ各社からの問い合わせで業務が麻痺するほどだった。
 

# パク・チニョンはプロデューサー兼歌手として進出
パク・チニョンは記者会見の席で「アルバムの発表も大切だが、両国の文化交流がもっと大切だと思う。色んなことを学んで帰りたい」と、多分に“外交的な”コメントをした。ピのプロデュースだけでなく、中国の歌手にも関心を持っており、継続的な新人発掘作業をしていく考えであることを示唆する言葉である。

ショーケースの席で『Honey』など、自らのヒット曲3曲を、華やかなダンスと共に疲労したパク・チニョンは、中国に対しする満足感を現し、来たる7月頃、新曲アルバムを韓国と中国で同時に発売する計画を明らかにした。 


# “韓流第2期”はヒップホップ
中国市場において、ヒップホップは今までマニアだけが聴いていたジャンルだった。しかし最近、チャンネルVなどでヒップホップが多く紹介されるようになり、若者の間でヒップホップファッションが流行するなど、少しずつヒップホップ文化が芽生えている状況である。

事実、ピの音楽は、テクノと初期ダンスミュージック程度しか慣れていない中国のファンにとって、やや聴きにくいかもしれない。しかし、一度も目にしたことのない、躍動的なビートと彼のパワフルなダンスは、新鮮な衝撃だった。“ヒップホップマン”ピの中国市場登場は、“韓流第2期”の始まりを知らせる合図だったと言っても過言ではない。


# 韓流と産業との結合
今回のプロモーションで、最も印象的だった部分は、大韓航空が協賛したという点である。大韓航空は先頃、Baby V.O.Xのミュージックビデオ制作に協賛したのをきっかけに、DRエンターテインメントと業務提携の契約を結んだ。今後、DRエンターテインメントの海外プロモーションを、100%支援する計画であり、DR円ター店面ともやはり大韓航空の広報活動に積極的に協力するなど、共同マーケティングを行なっていく。

大韓航空では、去る12月、中国・北京の兆龍ホテルコンベンションホールで行なわれた、“ピ&パク・チニョン招聘晩餐”の経費を全額支援し、ピとパク・チニョンの愛蔵品販売によって得る収益金を、中国のボランティア団体<愛心工作委員会>に寄付した。

事実上、今までの韓流スタートらの中国活動は、人気は得られたものの、ビジネス的には得るものがほとんどなかったという声が多かった。今回のイベントは、本格的な韓流スターと企業イメージの結合によって、いい見本になると思われる。 

Copyrightsⓒgoodday & wowkorea.jp 2004/03/17
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