Q:出演作として「4人の食卓」を選んだ理由は? A:「4人の食卓」
のシナリオは偶然手にしました。
元々、私のところに来た話ではなくて、相手役のパク・シニャンさんのところに届いたシナリオでした。パク・シニャンさんと同じ事務所に所属していまして、たまたま事務所に行ったときにそのシナリオがあって、手にすることになりました。

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「猟奇的な彼女」の後は私にたくさんのシナリオが舞い込んできまして、読んでいてどの作品に出ようかと選んでいましたが、どれも「猟奇的な彼女」の二番煎じのようなシナリオだったり、以前私が演じたことのあるキャラクターを踏襲しているようなものばかりでした。その中で「4人の食卓」という作品には非常に惹かれる大きな魅力を感じられた作品でした。

そして、設定は最初ちょっと違っていたんですけれども、事務所でシナリオを一緒に選んでくれていた人が、私に合わせてもう一度脚色しなおしたらどうかと提案をしてくれて、ちょうど「猟奇的な彼女」が終わって自分自身を見直す時期でもあったので、ゆっくり自分を振り返りながら、女優としても新しい挑戦が出来る作品だと思って選びました。


Q:全編ノーメイクで挑戦したということですが、女優としてその辺りの抵抗はありませんでしたか?

A:もちろん、女優として画面にかわいく映るとか、メイクをするということも非常に大事なことだと思うんですけれども、今回はルックスを気にするよりもヨンという人物の内面を演じることの方に集中していましたので、そちらの方に気を使って、メイクというのはあまり今回は気になりませんでした。ルックスはヨンにとってはそれほど大事なことではないと思っていました。


Q:そういう女優になりたいですか?

A:もちろん多くの夢を持っています。常に演技者として、女優として色々やってみたいという欲もありますし、でも、どの作品一つとってもすべて100%満足できないのが演技だと思います。私の望みとしましては、その年齢にあった役柄をやってみたいということですね。これから私が年を重ねていっても、その年齢にふさわしい題材の映画に巡り会えるようにバラエティに飛んだ作品、いろんなキャラクターが生まれれば嬉しいと思っています。
今、個人的に演技に対して非常に欲のある時期だと思いますが、もちろん女優としての目標も大事ですが、それと同じくらい大事なのが個人的な普段の生活です。
普段からゆとりのある生活、健全な生活をしていれば、それが演技にも反映されてくると思います。
そういう健全な生活をしていないと、演技の幅も狭まってしまうと思いますので、個人的な人生、生活をしっかりしながら、演技も頑張りたいと思います。


Q:日本では韓国のドラマ、映画が流行っていますが、韓国で日本の映画やドラマが流行ると思いますか?また日本の好きな監督、役者はいますか?

A:韓国文化がこのように日本に根付いてきていることは非常にうれしいことだと思います。
韓国ドラマ、映画界で仕事をしている私にとっても非常に誇りを持って現場で仕事が出来ている状態です。
韓国文化が日本だけでなく、アジア全般に受け入れられているということは、韓国でそれが一つの原動力になって、ますますいい作品が生まれてくると思います。
これからもより多くの関心を寄せていただければうれしいです。日本の文化は私が中学生の頃からすでに入り始めていまして、一部ではマニアのファンの人達もいたんですけれども、完全に解禁される前は聞きたいCDがあっても、CDショップで手に入らなかったりしたので、人づてに頼んで買ってきてもらったりするしかなかったのですが、完全に文化が解放されてからは気軽にすぐに買えるようにもなりましたし、ますます身近に感じることが出来ます。

私が好きなのは特に日本のアニメーションです。
日本のアニメーションは韓国だけでなく世界でもその優秀さが認められていると思います。
日本のアニメを観ていると純粋だった子供の頃の童心を呼び起こさせてくれるような気がします。それを観るたびに日本のアニメに感謝をしています。日本のアニメの優秀さに関しては私自身、拍手を送りたい気分です。

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