【ソウル26日聯合ニュース】拡大を続けるアジア地域の通信・インターネット需要を満たすため、KTが域内通信業者と手を組み新海底光ケーブルの建設に乗り出す。
 KTは26日、アジア10カ国から11事業者がマレーシアに集まり、新規海底光ケーブルの建設に向けた「アジア・パシフィック・ゲートウェイ(APG)」プロジェクトの了解覚書(MOU)を締結したと明らかにした。MOUの締結にはKTをはじめ日本のNTT、中国の中国電信(チャイナ・テレコム)、中国連合通信(チャイナ・ユニコム)など各国を代表する通信事業者が参加した。
 これら事業者は国別の需要に基づき妥当性を検討し、最新技術の適用案、最適ルートの確保案などについて共同研究・作業を進め、年末ごろ建設案を確定する。
 KTは現在、14万6528キロメートルにわたり7つの海底ケーブルを運用しており、APGケーブルの建設が急増するアジア地域内の相互通信需要を満たすとともに、安定的な国際通信サービスを可能にするものと期待を寄せている。
Copyright 2009(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0