胚性幹細胞(ES細胞)の論文ねつ造事件を捜査しているソウル中央地検特捜部は4日、来週から事件の中心人物とされる関係者を呼び取り調べる方針を明らかにした。
 検察はまず、キム・ソンジョン研究員をはじめ、尹賢洙(ユン・ヒョンス)漢陽大学教授や国立科学捜査研究所西部分所のイ・ヤンハン研究室長らを取り調べる予定。2005年の論文作成に関わったソウル大学の姜成根(カン・ソングン)教授、安圭里(アン・ギュリ)教授、ミズメディ病院の盧聖一(ノ・ソンイル)理事長も来週中に出頭することになりそうだ。

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 また、2004年論文の第3著者で現在は米ピッツバーグ大学に所属する朴鍾赫(パク・ジョンヒョク)研究員について、同日に帰国次第、取り調べを開始するという。論文の共著者シャッテン教授に関しては「特捜部が調査のため訪韓を要請する電子メールを送っており、返答を待っている状態」とし、論文のねつ造を知っていたのか追及する方針を明らかにした。


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