【ソウル25日聯合ニュース】国内に滞在中の英語講師の集団から、さらに1人の新型インフルエンザ(H1N1型)患者が発生し、これまで国内で感染が確認された患者は総勢22人に増えた。保健福祉家族部の中央インフルエンザ対策本部が25日に明らかにした。
 新たに感染が確認された米国人患者は、24日までに感染が分かり国家指定隔離病床で入院治療を受けている14人と同じ学習塾の英語講師。23日に感染が確認された米国人女性と同じ住居施設に滞在していたため、同日夜に別施設に隔離された後、24日に推定患者と診断、隔離病床に移された。また、米ニューヨーク発の航空機で入国した子ども3人の感染も24日に確認された。
 講師らは集団生活を送っていたものの、講師教育後は自由時間となっていた。また、一部講師は22日に地域社会に派遣されており、保健当局では感染拡大を懸念している。
 これとは別に、25日早朝に米国発日本・成田空港経由で仁川空港に到着した女性に感染の疑いがもたれている。現在は空港で隔離中だが、間もなく隔離病床に移送される予定だ。
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