EUとのFTA交渉、来月26日通商交渉トップ会談

【ソウル24日聯合ニュース】外交通商部は23日、韓国と欧州連合（EU）が来月26日に仏パリで通商交渉トップ会談を開き、自由貿易協定（FTA）締結問題を話し合うことを明らかにした。
　外交通商部の金宗フン（キム・ジョンフン）通商交渉本部長はこの日、韓国・EU首脳会談の一行として訪韓しているEU欧州委員会のアシュトン委員（通商担当）と会談し、FTA交渉問題を話し合った。両者はFTAの早期妥結が望ましいとの意見で一致し、経済協力開発機構（OECD）閣僚級会合が開かれる6月下旬にパリで再び会談することに合意した。
　この日の会談でも、双方は関税還付問題をめぐる溝を埋めることができなかった。これは、輸入した原材料を加工製造した完成品を輸出する場合、当該原材料に対する輸入関税を戻す制度で、EU側は制度の導入に反対している。
　外交通商部関係者は、今回の会談は正式な会談というよりは首脳会談に付随する行事という性格が強く、FTA問題を具体的に話し合う場ではなかったと述べた。