【東京20日聯合ニュース】韓日の演劇団体が共同企画する演劇フェスティバルが初めて開催される。
 韓国演劇演出家協会と日本演出者協会は来月1日から30日まで、「第1回韓日演劇フェスティバル」を東京・池袋のあうるすぽっとで行う。韓国の演出家が日本の戯曲を、日本の演出家が韓国の戯曲を上演する。
 受刑囚の愛を描いた坂手洋二の「ブラインドタッチ」はキム・グァンホの演出で、光州の小さな中国料理店を通じ光州民主化運動を見るブラックコメディー「ちゃんぽん」は、ユン・ジョンファンの脚本を森井睦が演出する。このほか、イ・ガンベク作、福田善之演出の「七山里」や、「狂ったキッス」「壁の中の妖精」を上演予定だ。
 前夜祭や、詩人・金素月(キム・ソウォル)のシンポジウムと詩の朗読、韓日文化交流の提案・討議の場など、多彩なプログラムも準備される。
 両団体は1999年から毎年、国際演劇交流セミナーを通じ交流を続けてきた。2002年に「韓日演劇交流センター」を提案、以来6年にわたり、両国の戯曲のリーディングや翻訳・紹介など、積極的な活動を行ってきた。
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