【ソウル11日聯合ニュース】朝鮮日報が民主党の李鍾杰(イ・ジョンゴル)議員、民主労働党の李正姫(イ・ジョンヒ)議員を相手取り、実際には無関係な同社役員がタレントのチャン・ジャヨンさんの自殺をめぐる事件に関与したかのように言及したとし、損害賠償を求める訴訟を起こした。 ソウル中央地裁が10日に明らかにしたところによると、朝鮮日報は、両議員が国会対政府質問とテレビ討論会を通じ、同社役員らがチャンさんから接待を受けていたように話し名誉を棄損したとして、それぞれ10億ウォン(約7940万円)の損害賠償を請求した。 朝鮮日報側は「李鍾杰議員は自身の発言が国会放送などを通じ国民に伝わる事実を知りながら悪意ある発言をし、李正姫議員はMBCの討論番組で数度にわたり役員の実名を挙げた」と主張している。同社はこれに先立ち先月11日、ソウル中央地検に両議員を名誉棄損の罪で告訴している。
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