【ソウル27日聯合ニュース】LG電子は27日、日本最大手移動通信業者のNTTドコモに次世代携帯電話通信規格「LTE(Long Term Evolution)」のデータモデムを供給するサプライヤーに選定されたと明らかにした。
 供給する製品はLTEモデムチップが内蔵されたデータ端末機で、無線環境でノートパソコンやネットブック、モバイル・インターネット・デバイス(MID)などさまざまな製品に適用できる。また、LTEと携帯電話方式の「W-CDMA」方式を拡張した高速パケット通信規格「HSPA(High Speed Packet Access)」を支援する。
 NTTドコモは来年から実施するLTEサービスに合わせ、LG電子のLTEモデムを日本市場で販売する方針だ。LG電子は大手移動通信会社のLTE製品開発業者に選定されたことに対し、本格的な第4世代移動通信時代の幕開けを告げるものだと評価した。同社関係者は、今回LTEサプライヤー選定を基に、携帯電話やデータモデムなどを通じNTTドコモとの戦略的なパートナーシップをより緊密にしていくと話している。
 一方、市場調査会社のストラテジーアナリティクスは、世界LTE製品市場規模が2012年の7180万台から2013年には1億4970万台に急成長するものと見込んでいる。
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