日本の一部メディアは同日、7月末に発射予定の韓国の人工衛星搭載ロケットが九州南西部から沖縄本島にかけての領海上空を通過するものとみられるが、日本政府はこの受け入れを決めたと報じた。
これに対し教育科学技術部は、KSLV-1が日本の領海上空を通過する際の高度は領空の境界である100キロメートルをはるかに上回る宇宙空間だとし、日本の領空を飛行するものではないため合意は必要ないと説明した。
また、KSLV-1の1段目は九州近海の東シナ海に、2段目はフィリピン南東沖に落下するとの報道に対しては、「1段目はフィリピン南東の公海上に落下し、2段目は衛星分離後に宇宙で軌道を周回し、数年後に大気圏に進入し消滅する」と正した。
KSLV-1は7月末、独自開発した人工衛星を搭載し全羅南道の羅老宇宙センターから発射される。2段階式で重量140トン、全長33メートル、直径3メートル、推力は170トンに達する。
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