趙允旋(チョ・ユンソン)報道官は口頭論評で、「参与政府(盧武鉉政権)が強調してきた道徳的な清潔さが見せかけだということがあらわになった。検察の捜査でわずかの疑惑も残すことなく明らかにするべき」と強調した。また、民主党に対しては、自己反省をすることなく「野党弾圧」などと非常識な主張をすべきでないと述べ、腐敗の悪循環の鎖を断ち切るべき時だと主張した。
朴槿恵(パク・クネ)元代表も、国会本会議での対政府質問に出席に先立ち、記者団に「実に残念」とコメントしている。
しかし、朴ヒ太(パク・ヒテ)代表をはじめとする党指導部は、この日の最高委員会の席では公式的な言及を控えるなど、慎重な姿勢を見せている。また、同党内では盧前大統領の謝罪文発表は「良心の告白」ではなく、検察などに一定のガイドラインを示すための「意図的な発表」ではないかと怪しむ雰囲気がある。発表時期が鄭相文(チョン・サンムン)元青瓦台(大統領府)総務秘書官の逮捕直後だったこと、「私の家」という表現を使い夫人の金受け取りを強調した点などが根拠に挙げられている。
一方、民主党の丁世均(チョン・セギュン)代表は8日の最高委員会直後に記者団に対し、「当惑している」「国民が望まない歴史が繰り返され、国民は心配し、わたしも残念に考える」と答えた。ただ、4月末の国会議員再選・補欠選挙を指し、現政権への審判とこの件は別問題で、現政権は当然審判を受けるべきだとした。
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