EUのアシュトン通商担当委員との会談で握手を交わす金本部長=2日、ロンドン(聯合ニュース)
EUのアシュトン通商担当委員との会談で握手を交わす金本部長=2日、ロンドン(聯合ニュース)
【ロンドン2日聯合ニュース】外交通商部の金宗フン(キム・ジョンフン)通商交渉本部長は2日、「韓米自由貿易協定(FTA)は時間上の問題にすぎない」との見方を示した。
 ロンドンで韓国・欧州連合(EU)FTAに関する通商交渉トップ会談を終えた後の発言。米国側が韓米FTAに対するこれまでの否定的な観点から転換したのではないかとの質問に、韓国は当初から否定的に見なかったと答えた上で、このように述べた。

キム・ジョンフン の最新ニュースまとめ

 米国ではオバマ政権発足後、韓米FTAを修正する必要性が提起され批准案処理が遅れている。そうした中でこの日、李明博(イ・ミョンバク)大統領とオバマ米大統領がロンドンで首脳会談を行い、韓米FTAの進展に向けた相互協力で一致した。

 金本部長は「韓米とも韓米FTAが両国関係の健全な発展に役立つと考えているため、状況を難しく引きずることはしないだろう」と見通した。同日の韓米首脳会談の結果については、6月に米ワシントンで開かれる首脳会談に向け最善を尽くし努力していこうという意味だとし、6月の会談が重要な契機になるだろうと述べた。韓米FTAは非常に重要で両国が進展に強い意志があるのは当然だと、繰り返し強調している。今後は米通商代表部(USTR)との議論を進展させることになるという。

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