韓国とロシアは昨年の首脳会談で、韓国人宇宙飛行士を2007年にロシアの宇宙船に乗船させ国際宇宙ステーション(ISS)に送ることで合意、具体的な訓練プログラムについても署名していた。
この日の会議で両国代表団は、有人宇宙船を除く宇宙航空協力問題について幅広く意見を交わした。ロスコスモスのダビデンコ報道官によると、なかでも両国が共同製作するKSLV-1宇宙ロケットの製作作業を韓国で行う案件が、最も重要な協議事項の1つだったという。ペ団長も「韓国にとって大変重要な問題」と述べている。
ダビデンコ報道官はまた、韓国が上半期に製作する研究衛星コンプサット2号をロシアの小型ロケット、ロコトで打ち上げる案についても話し合ったと述べた。研究衛星の打ち上げは昨年12月に予定されていたが、技術上の問題で今年上半期に延期されていた。韓国は2015年までに合計8機の衛星を製作する計画で、1500キログラム以上の衛星打ち上げが可能な推進ロケットの製作も準備している。
ペルミノフ局長は、ロスコスモスと韓国が推進しているプログラムは、すべて予定通りに進んでいると強調した。
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