パンテック系列は世界有数の通信事業者との協力を通じ製品供給を大幅に拡大し、海外市場での売上高30億ドル、販売台数2200万~2300万台を達成し、世界のトップ5入りを目指す。また、インドや日本など高需要が望める市場への進出を強化するほか、ブラジル、メキシコ、ロシアなどパンテック系列が好調を見せている市場でも、シェア2位を達成したい考え。一方、海外ネットワークの形成に向け、この2年間で2000億ウォン以上を投資したほか、先端技術の開発やデザイン力確保に向け3年間で6000億ウォン以上を投じるなど、グローバルメジャーへの本格的な参入に備えてきたと説明している。
国内では今年、スカイテレテックやキュリテルとの相乗効果で、売上高1兆8000~1兆9000億ウォン、販売台数430万~470万台を達成し、シェアを30%に引き上げたい考えだ。そのためにWCDMA(広帯域コード分割多重接続)などの先端高機能を持つ携帯電話マーケットへの補助金の規制緩和など、プラスに傾く市場変化を積極的に活用し、品質改善、原価節減、アフターサービスの向上など、消費者の満足度を高めるとしている。
朴炳ヨプ(パク・ビョンヨプ)副会長は「パンテック系列には魅力的な将来性がある。社員らに豊かな生活を提供できる会社を目指す一方で、社員もライバル意識をもって励んでほしい」と話している。
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