KAISTと情報通信大学が統合へ、IT競争力アップ

【ソウル24日聯合ニュース】大田・大徳研究団地にある韓国科学技術院（KAIST）と韓国情報通信大学（ICU）が3月1日に統合し再スタートを切る。教育科学技術部は24日、KAISTが提出した両校の合併申請を今週中に認可する計画だと明らかにした。
　両校は統合大学としての再出発に向けた合併案に合意し、20日に「KAIST－ICU合併約定」を結んだ。24日までにそれぞれの理事会議決を経て合併への法的手続きをすべて終えている。合併案に基づき、KAIST内に情報技術（IT）融合キャンパスを設置してICUの学校組織を移管し、KAISTはICU教職員と学生の権利・義務を包括して受け継ぐことになる。

　KAISTは、両校統合によりIT分野で世界的な大学と競い合える体制になると見込んでいる。バイオやナノ、文化技術とIT基盤技術間の融合研究を活性化し、国の科学技術の競争力向上にも貢献するものと期待を示した。