検察関係者は「ソウル大学の調査委員会がミズメディ病院のES細胞を検証できなかった事実を確認し、検証に取り掛かった」と説明している。DNA分析を通じ、ミズメディ病院のES細胞にソウル大学の黄禹錫(ファン・ウソク)教授チームが培養したと主張する患者対応型ES細胞が含まれていないか、またすべてES細胞なのかについても検証する考えだ。調査結果が出るまでには4~5日かかるという。
検察はまた、ソウル大学獣医学部のクォン・デギチーム長のノートパソコンから約300個のファイルが一度に削除されていた事実を確認。大検察庁(最高検に相当)に依頼し、そのほとんどが復旧に成功したという。ファイルを削除した日が、調査委員会の検証が進行していた先月18日ごろだったため、証拠隠滅を図った可能性も高いとみている。
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