検察・警察合同発掘チームは、カン容疑者が供述した遺体遺棄場所でこの日午前から捜索を行い、道路沿いの崖の下であごの骨や大腿骨(だいたいこつ)のほか多数の遺骨を発見した。発掘チームは残りの遺骨発掘作業を続けているが、現場は傾斜地で石が多いため捜索が難航している。
カン容疑者は先ごろ調べに対し、2006年9月7日午前8時ごろ、出勤途中の女性職員を拉致し、同日午後7時ごろに首を絞めて殺害したと自白、遺体については道路脇の崖に投げ、大きな岩で遺体の一部を押さえつけたと供述していた。
検察は遺骨を国立科学捜査研究所に送り、司法解剖や遺伝子分析などを通じ、正確な身元や死因を調べる方針だ。
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