開発された無線USBチップ=11日、ソウル(聯合ニュース)
開発された無線USBチップ=11日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル11日聯合ニュース】サムスン電子は11日、超広帯域無線通信(UWB)技術を用いた無線USBチップを開発し、来月から量産に入ると明らかにした。
 USBチップの伝送速度は業界最高水準の120Mbpsで、700メガバイトの映画1本を1分で送ることができる。既存の無線USBチップの速度(50Mbps)に比べ2倍以上向上した。また、業界初の90ナノプロセスを採択、チップの大きさを8ミリメートル四方にまで縮小し、電力の消耗も業界最低水準の300ミリワットに抑えた。

 この製品はまずデジタルカメラのSDカードに使われるが、その先は携帯電話、MP3プレーヤー、パソコン、テレビ、カメラ、プリンターなどさまざまな電子製品の内蔵用に用途が拡大される見通しだ。


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