4ギガビットDDR3 DRAM=29日、ソウル(聯合ニュース)
4ギガビットDDR3 DRAM=29日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル29日聯合ニュース】サムスン電子が、50ナノプロセスを適用した4ギガビットDDR3 DRAMを世界で初めて開発した。
 同社は2007年に世界初の60ナノプロセス2ギガビットDDR2 DRAMを開発、本格的な大容量DRAM時代を開いた。さらに昨年9月に50ナノプロセスの2ギガビットDDR3 DRAMを、その後5か月で業界最大容量の4ギガビットDDR3 DRAM製品を作り上げた。これにより、同社は4ギガビット、2ギガビット、1ギガビット、512メガビットのDDR3と、1ギガビット、512メガビットのDDR2など、業界最多の50ナノプロセスDRAM製品を確保した。

 4ギガビットDDR3 DRAMは、サーバー用16ギガバイトRDIMM、ワークステーションやデスクトップパソコン用の8ギガバイトUDIMM、ノートパソコン用8ギガバイトSODIMMなど、大容量モジュールの開発に適用される。パッケージ積層技術(DDP)を適用すれば32ギガバイトモジュールの開発も可能だ。RDIMMは主にサーバーやワークステーション用に使用されるDRAMモジュール、UDIMMはデスクトップパソコン用に使わてきたDRAMモジュール、SODIMMはノートパソコンなど小型パソコンに使用されるメモリーモジュール。

 4ギガビットDDR3 DRAMは50ナノプロセスと省電力設計技術を適用し、1.35Vで最大1.6ギガビット毎秒のデータ処理速度を可能にした。既存のDDR3 DRAM(1.5V動作)に比べ性能が約2割向上した。

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