少女時代=8日、ソウル(聯合ニュース)
少女時代=8日、ソウル(聯合ニュース)
2008年の芸能界は東方神起、<BIG BANG(ビッグバン)>、<Wonder Girls(ワンダーガールズ)>とアイドルスターの躍進が目立ったが、今年は9人組ガールズグループの<少女時代>がまず活動を始めた。7日リリースの初ミニアルバム『Gee』は現在、CD販売集計ウェブサイトでのヒットチャート首位をはじめ、メロン、トシラク、サイワールド・ミュージックなどのCDチャートでもトップを走っている。タイトル曲『Gee』のミュージックビデオの照会数も大きな数字をたたき出している。

少女時代 の最新ニュースまとめ

タイトル曲『Gee』は、これまでの『少女時代』『Kissing You』など同年代の目線に合わせた曲から、“少女くささ”を一枚脱ぎ捨てた。「Gee、Gee、Gee、Gee、ベイビー、ベイビー、ベイビー」のリフレインとボコーダーを利用した音色で、トレンディーな仕上がり。少女の初恋のときめきはくせになるような力強いビートで繰り返され、アルファベットのGを指で描く振り付けも印象的だ。ミニアルバムではこのほか、バンクロックとポップバラードの曲でそれぞれの魅力を見せる。

はつらつとし、ちょっとしたことにも笑い転げる少女時代にインタビューをした。

1990年代の<S.E.S>と<Fin.K.L(ピンクル)>のように、<少女時代>と<Wonder Girls>は2000年代のライバルと考えられている。<少女時代>は約1年の空白期間に国民の妹分にブレークした<Wonder Girls>の勢いをどう見ているのだろうか。ティファニーやテヨンは、両グループはコンセプト、音楽のスタイル、衣装まで違うと話す。少女時代は成長していく少女の姿を見せる一方、<Wonder Girls>はセクシーながらもフレッシュ、キュートだという。「<Wonder Girls>のメンバーのうち仲の良い子もいるし、彼女たちの音楽も好き。充電中は<Wonder Girls>を応援し楽しませてもらった」

実力が外見に比べ足りないという偏見を打ち破ろうと努力したというメンバーもいる。『Gee』への素早い反応には、「初めて『Gee』を聞いたときは期待半分、心配半分だった。一生懸命やろうという気持ちが強く、先走って大ヒットを考えることはなかった」と話す。

女子フィギュアで大きな期待を背負うキム・ヨナもミニホームページのバックに流す曲に『Gee』を加えるなど、<少女時代>のファンだ。充電期間、テヨンはドラマのオリジナル・サウンド・トラックなどでソロ歌手活動をしていたが、テヨンのソロ曲をでキム・ヨナとテレビ番組でデュエットしたこともある。テヨンはキム・ヨナの歌唱力に驚いたと述べ、時間の合間を縫って少女時代の音楽を聞いているという話に喜びを表した。ティファニーは、「わたしたちの歌が広まり、全国にいる少女たちの時代がくれば」との願いを語った。

また、ユナはKBSの連続ドラマ『君は僕の運命』に出演、年末の演技大賞で新人賞を受賞した。新人賞への喜びと、指導してくれた先輩への感謝の言葉を口にしている。

しかし、各自が活動するなか、注目されるメンバーもいればそうでないメンバーもいる。1989年から1991年生まれと、年が近いだけに競争心も強いのでないだろうか。

「ユナとテヨンを通じ幅広い年齢層が少女時代を知ってくれ、むしろメンバーをありがたく思う」と話すのはユリ。スタートラインとゴールは同じで、進む速度の違いにすぎないとしながら、この先多くのチャンスを探っていくと意欲をみせた。女性グループにありがちな「仲間はずれ」「仲たがい」などのうわさも<少女時代>にはない。ユリによると、スケジュールを終えると夜ごと集まり“5分トーク”をする。「5分でもそれぞれ話をし、互いに役立つようなアドバイスをして1日をしめくくるんです。日ごろの生活習慣に対する長所、短所も話し合ったり。だからけんかすることがありません。5分トークとはいえ、50分を超えるんですけどね」。ほかのメンバーも、充電期間中は全員一緒にステージに立つ日がどれほど恋しく大切だったか、と声をそろえた。
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