音楽プロデューサー チェ・ギソク
音楽プロデューサー チェ・ギソク
韓国の音楽界で活動する多くの歌手は、バックダンサーを従えて登場する。スポットライトを浴びて熱唱する歌手の後ろで、華麗なステージを演出するのがバックダンサーの役割だが、今やワールドスターとなったRain(ピ)もデビュー前はバックダンサーとして活動していた。そう考えると、バックダンサーはトップアーティストになるための“登竜門”といっても過言ではない。

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2008年下半期、K-POP界に期待の若手プロデューサーが登場した。彼の名前はチェ・ギソク。若干28歳のチェ・ギソクは、これまで<S.E.S.>、<Fly to the sky>、<Sugar>、ヤン・ドングン、Rain(ピ)などのバックダンサーを務めてきたが、自身の音楽を世界に広めたいと音楽プロデューサーへ転身し、イ・パニのデビュー曲『Play boy』で音楽界に挑戦状を叩きつけた。
音楽プロデューサーとして“第2の人生”を歩み出したチェ・ギソクへ音楽にかける思い、そして今後の目標について話を聞いた。

■ バックダンサー時代の思い出
つらいこともたくさんありましたが、ステージでダンスをしている時はいつも楽しく、人気歌手とともに仕事をして、海外公演にも参加し、他の人々には経験できないことばかりでした。
多くの友人に出会い、ダンス練習を通して運動もできたので健康を保つこともできました。今考えると、ひとつも後悔のないダンサー時代だったと思います。
今でもパク・チニョンさんの全国ツアーに参加していますが、可能な時までずっとダンサーとしての活動は続けていきたいと思っています。

■ 多くの海外公演に参加してきて、1番記憶に残っているステージ
記憶に残っているステージはとても多いです。舞台の上で装備に当たってしまい感電したこと、雨が降っていて転んでしまったことなど…。
その中でも最も記憶に残っているのは、海外公演でたくさんの観客を前にダンスができたことです。国籍は違っても、自分たちのような海外の歌手、ダンサーを見ながら楽しんでいる方々を見ると、とても嬉しかったんです。

■ 担当していたRain(ピ)は、一言でいうとどんなアーティスト?
Rain(ピ)は、これまで見てきたどの歌手よりも最善を尽くし、自己管理も完璧で、自信にも満ち溢れています。目標のためにいつも努力しているアーティストだと思います。

■ ダンサーからプロデューサーへ転身したきっかけ
幼い頃から音楽が好きで、いつも音楽を聴いていたし、楽しい音楽が流れると踊りたい衝動に駆られました。今は、僕が作った音楽でたくさんの人たちが楽しく踊ってほしい、一緒に歌っている姿を見たい、そして僕が感じたことを音楽で共有したい、と思うようになったんです。できるだけ多くの方々に良い音楽を届けられるように、いつでもどこでも研究していますし、人生を音楽と共に過ごしていきたいと思っています。

■ 自身のデビュー曲『Play boy』へ込めた思い
“軽い男”から傷付けられてしまった女性へ、その別れに固執するのではなく、もっと強く生きていってほしいという気持ちを込めて作った曲です。そして、自分の過ちを後になって後悔する“遊び人”である男性の気持ちも表現しました。

■ 尊敬するテーティスト
Kanye west、Timbaland、パク・チニョンさんなどを尊敬しています。
強烈なカラーをもっていて、時代の流れに合わせてリードしていくようなミュージシャンだと思うからです。

■ これからの活動計画
これからもずっと音楽とダンスを学び、いつも“学生である”という気持ちで良い音楽を作っていきたいです。
私の頭の中で流れている音楽が、韓国だけではなく世界的に認められて、たくさんの人々を楽しませるのが僕の夢です。そして“踊れなくなる日”まで、ダンサーとしても活動していくつもりです。

■ 日本で曲を聴いてくれるファンに一言
I love japan!

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