「パワーオンIPテレビ、パワーアップコリア」をスローガンに行われた記念式には、李明博(イ・ミョンバク)大統領をはじめ、国会文化体育観光放送通信委員会の高興吉(コ・フンギル)委員長、放送通信委員会の崔時仲(チェ・シジュン)委員長、文化観光体育部の柳仁村(ユ・インチョン)長官、IPテレビ提供事業者3社と地上波放送局3社の社長ら、各界各層から1200人が出席した。
韓国デジタルメディア産業協会の金仁圭(キム・インギュ)会長はあいさつで、「通信と放送、放送と通信の融合を本格化を意味するIPテレビの商用サービスは、放送通信史に新たな歴史を刻んだ」と述べた。10年前の通貨危機を乗り越えるのにIT(情報技術)産業が決定的な役割を果たしたように、今日の経済難局打開ではIPテレビが先頭に立つだろうと強調した。
李大統領も祝辞に立ち、政府はこれを機に韓国の放送・通信市場が時代の流れをリードし競争と変化に迅速に対応していけるよう、法と制度に果敢に手を入れていくと述べた。
李大統領は、現在の放送通信融合市場は「メディア・ビッグバン」の時代と言えるほど急変している」と述べ、これまでメディアを産業的価値として認識することを疎かにしていたが、新たな転機を作らなければならないと強調した。IPテレビ産業を基板に放送通信大国となるために、デジタル融合がもたらす潜在力を最大限に活用し、国の成長エンジンとするべきだと力説した。
IPテレビの出発が地上派放送やケーブルテレビのさらなる発展の機会となり、互いの相乗効果をもたらすと期待を示し「先進一流国家の夢を実現する上でも大きな役割を担うだろう」と評価した。
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