【ソウル2日聯合】斗山重工業は2日、サウジアラビアで2872億ウォン(約184億円)規模の大型逆浸透法淡水化プラント工事を受注したと明らかにした。
 同社はこの日、サウジアラビアの大都市ジェッダで発注元のフサイン水利電力相、海水淡水化公団のシャリフ総裁、斗山重工業の朴潤植(パク・ユンシク)専務らが出席する中、「ジェッダRO(逆浸透法)3段階プロジェクトに対するEPC契約」を締結した。

 同プロジェクトは1日約24万トンの淡水を生産する事業。これは60万人が同時に使用できる量で、これまで中東で発注された逆浸透法淡水生産プロジェクトとしては最大となる。ジェッダの港に建設され、同地域に淡水を供給する予定だ。斗山重工業はプラントの設計から資機材製作、設置に至るまでの全過程を一括で受注、2011年11月の完工を目指して建設を進める。

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