水曜集会に参加した議員ら=17日、ソウル(聯合ニュース)
水曜集会に参加した議員ら=17日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の革新系与党「共に民主党」の国会議員が17日、旧日本軍の慰安婦被害者を支援する市民団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(正義連)」がソウルの日本大使館付近で開催した定例の「水曜集会」に参加し、慰安婦被害者を象徴する「平和の少女像」の保護強化などを主張した。

 集会には朴柱民(パク・ジュミン)、金翰奎(キム・ハンギュ)、金容萬(キム・ヨンマン)、金相旭(キム・サンウク)の4議員が参加した。

 朴議員は「ソウル市に少女像を未来文化遺産に指定するよう強力に要求する」との考えを示した。少女像の撤去を求める強硬保守団体のせいで少女像の周りに警察のバリケードが設置されているとし、「未来文化遺産に指定されれば、さまざまな支援や保護が可能だ。この状況が早く解決されなければならない」と強調した。

 独立運動家・金九(キム・グ)のひ孫の金容萬議員は、自身が代表者として提出した「日帝下日本軍慰安婦被害者に対する保護・支援および記念事業などに関する法律一部改正法律案」の早期成立を約束した。同法案は慰安婦に関する虚偽事実を流布したり、少女像を毀損・汚辱したりした人を処罰する内容が盛り込まれている。


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