16日(現地時間)The Blockによると、ステーブルコインを基盤とした決済サービスを提供する同社は、シリーズBの資金調達ラウンドで1億700万ドルを調達した。取引量やユーザー数が急増する中での資金調達となった。
今回のラウンドは、消費者向け投資に強みを持つベンチャーキャピタルのグッドウォーター・キャピタル(Goodwater Capital)が主導し、パンテラ・キャピタル(Pantera Capital)、ブロックチェーン・キャピタル(Blockchain Capital)、サークル・ベンチャーズ(Circle Ventures)が参加した。既存投資家としては、HSG(旧セコイア・キャピタル・チャイナ)も名を連ねている。リドットペイによると、今回のシリーズBは需要超過で終了した。
今回の調達は、昨年9月に企業評価額10億ドル超で4700万ドルを調達した戦略的投資ラウンドから約3か月後に行われた。同社は今年初めにも約4000万ドル規模のシリーズA資金調達を実施しており、今回の調達を含めた累計調達額は約2億ドルに達した。
マイケル・ガオ(Michael Gao)共同創業者兼最高経営責任者(CEO)はThe Blockのインタビューで、「本格的な資金調達は2024年末から始まった」と述べた上で、短期間で再び資金を調達できた背景について「プラットフォームへの需要が予想以上のスピードで拡大しているためだ」と説明した。
さらに同氏は、「今回の資金調達により、インフラ、コンプライアンス、パートナーシップを成長に合わせて強化していく」と語った。なお、シリーズBは全額株式による投資で構成されたが、投資後の企業評価額や取締役会への参画については明らかにしていない。
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