過去最低の「出生率」…韓国より深刻な国は?
過去最低の「出生率」…韓国より深刻な国は?
台湾が過去最低水準の出生率を記録し「“出産恐怖時代”に突入した」という分析が伝えられた。

台湾TVBS放送は「台湾の出生率下落、出産恐怖の拡散」というタイトルの報道を通じて、台湾社会全般に拡大している低出産の危機感について集中的にスポットをあてた。

専門家たちは、出生率急落の主要な原因として “若い世代の結婚・出産回避現象”をあげ「高い住宅価格や低い賃金・負担の多すぎる育児費用が、若者層の結婚と出産を妨げている」と分析した。

実際の数値も深刻である。台湾の月別出生児数(11月時点)は8000~9000人ほどにとどまり、年間出生児数は12万人を下回るものとみられている。また死亡者数が出生児数を超える「自然減少」は57か月間続いている(9月時点)。

世界の出生率調査機関“バースゲージ”は「台湾のことしにおける合計出生率が、昨年の0.88から0.74へと急落する」と見通した。韓国のことしにおける合計出生率の展望値は0.81で世界93か国中92位とされているが、台湾の出生率は韓国より低いものと予想される。

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