握手する金正官産業通商資源部長官(右)と王文濤商務相(同部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
握手する金正官産業通商資源部長官(右)と王文濤商務相(同部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国の金正官(キム・ジョングァン)産業通商資源部長官は12日、中国・北京で同国の王文濤商務相と韓中商務相会議を開催した。先月1日の韓中首脳会談を機に関係改善の動きが進む中、両氏は経済・通商分野で実質的な協力を強化することを確認した。

 両国の商務相会議が韓国産業通商資源部長官の単独訪中を機に開かれたのは2018年以来7年ぶり。

 両国の貿易額は2022年の3104億ドル(約48兆2000億円)をピークに低迷しており、貿易活性化や相互投資の拡大へ協力を強化することで一致。閣僚級の交流を続けることで合意した。

 韓中自由貿易協定(FTA)を巡っては、共同委員会を開いて履行状況を点検するほか、第2段階のサービス・投資分野の交渉を加速することを確認した。

 中国のレアアース(希土類)などの重要鉱物に関しては、サプライチェーン(供給網)安定に向け意思疎通を続ける。輸出許可の手続きを簡素化する通用許可制度を積極的に活用し、レアアースなどの円滑な貿易を支援することで一致した。


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