道路状況をAIが分析・ガイド、LGが2026年にソリューション公開=韓国
道路状況をAIが分析・ガイド、LGが2026年にソリューション公開=韓国
LG電子は2026年1月6日(現地時間)から、米国で開催されるIT展示会「CES2026」で、車載用HPC(高性能コンピューティング)に適用されるAI(人工知能)ソリューション「AIキャビン・プラットフォーム」を、完成車メーカーを対象に公開すると発表した。

AIキャビン・プラットフォームは、資格情報を分析するVLM(視覚言語モデル)や画像生成モデルなどオープンソースを使用した多様な生成AIモデルを、LG電子の車載用インフォテインメントシステムに適用したソリューションだ。

米半導体大手クアルコムによる車載用ソリューション「スナップドラゴン・コックピット・エリート」を搭載する。これによりすべてのAI演算が自動車内で処理されることになる。外部サーバーと通信する必要なく、より高速かつ安定的でセキュリティ面も強化されている。

また自動車の内外に設置されたカメラを通じて認識した周辺の環境、乗客の状態などをAIが分析し、ガイドを提供する。例えば外部カメラでは横から合流してくる自動車を認識し、内部カメラで運転手の視線を分析。「合流区間において自動車が侵入してきています」といったガイドを行う。

このほか画面では、時期などに合わせた音楽を推薦するという。


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