同通信は、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)が総会の議題に対する「綱領的結論」を下したとし、今年の党・国家政策の執行状況を評価し、主な成果を総括したと伝えた。
対米・対韓関係など金氏が今年の対外政策をどのように評価し、現在の対外環境などについてどのような認識を示したかについては具体的に公開されなかった。
金氏は「国家防衛力の全般的構成部分に対するわが党の現代化方針に基づき成し遂げられた意味ある成果により、地球レベルでの地政学的かつ技術的変化の中でも国の安全と防衛の保障、利益守護のために多くの問題が効果的に正しく解決され、正確な発展方向へと進んでいる」と評価した。
ロシア西部のクルスク州への派兵については「ここ1年間、わが軍隊の部隊が海外の軍事作戦に出兵し成し遂げた輝かしい成果は百戦百勝の軍隊、国際的正義の真の守護者としてのわが軍隊と国家の名声をとどろかせた」と述べ、派兵の正当性を重ねて強調した。
また、未来を開拓するためにまい進しなければならないとし、来年初めに開催される第9回党大会の準備のための「組織政治事業対策」も明かにした。
党大会の準備に関連し、党規約改正案作成問題が言及されたとの報道から推測すると、党規約改正の推進が確定的とみられる。「敵対的な二つの国家」論などが党規約に明文化される方向で改正が行われるかに関心が集まる。
Copyright 2025YONHAPNEWS. All rights reserved. 40

