中国による日本への “レーダー照準”事態に「沈黙」を破った米国=韓国報道
中国による日本への “レーダー照準”事態に「沈黙」を破った米国=韓国報道
中国軍航空母艦の艦載機が日本自衛隊の戦闘機に向けてレーダー照準を行なった事態について、米国が事件発生から4日目に「沈黙」を破り中国を批判した。米国は今回のメッセージを通じて「同盟国である日本を後ろ盾する」という立場をあらためて明らかにしたものとみられる。

ロイター通信は9日(現地時間)「米国務省の報道官がこの日『中国の行動は、地域の平和と安定に寄与するものではない」とし「日米同盟はかつてないほど強力かつ団結している』と語った」と報道した。

報道官はつづけて「わが国の同盟国である日本に対するわれわれの公約は揺るぎなく、われわれはこの問題や他の問題に関して緊密に連絡を取り合っている」と強調した。

これは、去る6日に沖縄とその近隣公海上で中国軍国空母艦の艦載機が日本自衛隊の戦闘機に2度ほどレーダー照準を行なったことへの批判である。

これに対し、同日の早朝に記者会見を開いた小泉進次郎防衛相は強い遺憾の意を示した。

日本は中国に抗議し再発防止を求めたが、中国は「日本が常習的に自国の正当な軍事訓練を妨害している」と反発した。中国はその後も沖縄周辺で武力示威を続けていることから、日中間の緊張は高まっている。

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