北朝鮮外務省はこの日、ホームページに掲載した「人権は政治的目的実現の手段ではない」というタイトルの文章を通じて、先のように伝えた。
つづけて「何かというと『人権守護者』のように振る舞い、『人権』問題を理由に自分たちと合わない国々を名指しで攻撃し、内政に干渉するための道具として(人権を)悪用している」とし「西側諸国は、貧困や失業・殺戮(さつりく)や差別など、深刻な人権侵害行為が制度的に広範囲に行なわれている自分たちの実態については目を背けている」と指摘した。
これは、国連総会傘下の委員会による「北朝鮮人権決議案」の可決など人権に関する批判に対し、北朝鮮が不快感を露わにしたものだと解釈される。
国連総会の人権問題担当委員会である第3委員会は先月19日、北朝鮮の組織的で広範囲な人権侵害を糾弾する内容の「北朝鮮人権決議案」を採択した。
この委員会は2005年以降21年間、先のような内容の決議案を採択し続けている。
Copyrights(C) Herald wowkorea.jp 96

