5日、芸能メディア「ディスパッチ」は情報提供者の話として、チョ・ジヌンが高校在学当時、車を盗んで無免許運転をし、強盗強制性交等罪(旧称:強盗強姦(ごうかん)罪)の容疑で裁判にかけられた経歴があると報じた。
情報提供者によると、チョ・ジヌンと行動を共にしていた「不良グループ」が存在し、彼らが盗んだ車の中で性的暴行を試み、チョ・ジヌンらはこの事件で少年院に送致され、高校3年生の半分の期間を矯正機関で過ごしたという。
また「チョ・ジヌン」という名前は彼の父親の名前であり、このような経歴があったため、父親の名前を使って芸能活動をしてきたのではないかと疑われているという。
チョ・ジヌンはこれまで独立運動家や警察など「正義の象徴」として映る役柄を演じてきた。彼は2015年公開の映画「暗殺」で新興武官学校の最後の卒業生出身の独立軍「チュ・サンオク」を演じ、2017年公開の映画「大将キム・チャンス」では青年時代のキム・グ先生を演じた。ことし8月にはホン・ボムド将軍の生涯と闘争を扱ったドキュメンタリー映画「独立軍:終わらない戦争」でナレーションを務めた。
2021年9月にはホン・ボムド将軍の遺骨奉還に国民特使として参加し、昨年の光復80周年記念式典にも招待され、国旗に対する宣誓文を朗読した。
このほかにも、ドラマ「シグナル」、映画「強敵たち」、「容疑者X」、「警官の血」など多くの作品で強行犯係の刑事役を務めてきた。
また、彼は政治的発言などを通じて自身の所信を示す姿も見せてきた。昨年12月21日、ユン・ソクヨル(尹錫悦)前大統領の罷免を求める集会に映像で登場し、12・3非常戒厳令について批判する姿が注目を集めた。また、タレントのキム・オジュンが進行する番組でも、尹前大統領について「当然の報いは当然受けるべきだ」と発言した。
しかし、情報提供者らはチョ・ジヌンのこのような姿に、むしろ強く反発したとされる。
ある情報提供者は「彼は弱いものいじめをしていた加害者であり犯罪者だった。それなのに警察役を演じながら正義の姿として映し出されていた」とし、「今では独立闘士のイメージまで得ている。被害者らの気持ちはどうなるのか。今からでも自分の過去を反省してほしい」と吐露した。
チョ・ジヌンに関する暴露後、彼の過去の行跡にも関心が集まっている。2003年、演劇俳優だった当時、酒の席で劇団の同僚を暴行して罰金刑を受けた前歴や、2004年に映画「マルチュク青春通り」でデビューした際にも飲酒運転で免許が取り消された事実が知られている。
一方、チョ・ジヌンに関連した今回の論争について、所属事務所の「SARAMエンターテインメント」は同日、「報道内容を確認中である」とし、「正確な事実関係を確認した後、立場を明らかにする」とのコメントを発表した。チョ・ジヌン本人は特に立場を明らかにしていない。
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