これにより、同日午後4時をもって韓国人が多く訪れる観光都市のシェムリアップは下から2段階目の「旅行自粛」から最も低い「旅行留意」へと引き下げられた。短期的に緊急の危険が高まった場合に発令される特別旅行注意報(2.5段階)が出されていた首都プノンペンは旅行自粛となった。
現在、最も重い4段階の「旅行禁止」となっている南西部カンポット州ボコール山地域と東部バベット、北西部ポイペトへの旅行は引き続き禁止される。
3段階の「出国勧告」対象である南部シアヌークビル州も警報が維持される。
外交部は、カンボジア政府の取り締まりや韓国政府が設置した「コリア専担班」など両国が連携を強化したことでカンボジアを拠点とする詐欺犯罪に関連する事件の通報件数が減少し、プノンペンやシェムリアップの状況が実質的に改善された点を踏まえて旅行警報を調整したと説明した。
同部は、旅行警報の3段階以上が発令された地域では詐欺犯罪に関連した被害の届け出が続いており、格別に注意する必要があるとして、高収入などをうたう仕事の提案を受けてカンボジアを訪れる場合は犯罪に関与させられる可能性が高いと警告した。
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